2014年7月18日 金曜日
月経異常の考え方です。
ここ最近月経異常について触れる事が多く、
新聞やニュースでも取り上げられているので、
少し、ブログってみました。
月経異常は、
ホルモンバランスの異常
子宮・卵巣の病変 に分けられています。
確かにその通りですよね。
そうなると、ホルモン調節や子宮内膜症の治療の為に
ピルなどの治療薬を服用します。
これ、「何とかしたい!!」思いにこたえる 治療法です。
でも、僕らは、もう一丁前から考えます。
「なぜ、そんなことになったのか?」
まず、運動の観点からいうと、
・運動で使用する栄養素の不足。
皆さんは、運動すると消費カロリーの事ばかり気になるようですが、
傷んだ筋肉や関節の炎症。身体を回復させるのに使用される栄養素
については、無知に等しい事が多いです。
・過度の運動によるストレス。
運動する事は身体にとって非常に良い事です。
新陳代謝の能力も、高まりますしね。
ただ、体調の悪い時、もともと体力が無い人。かなりハードに体を追い込む人。
自分の体を顧みず、「只々運動すれば健康になる」と思い込んでいる方。
また、部活で、ハードトレーニングをしている方などは、気を付けて下さい。
子宮や卵巣へ過度のストレスが加わる事で、その機能に変調をきたします。
・太り過ぎ・痩せすぎ
単純に書きましたが、これだけでは差別言語になりますので、補足します。
過食によるもの、栄養バランスを考えない食事をされ続けた方に、
非常に多く見られます。
ホルモンは、タンパク質を中心に、ビタミン・ミネラル・ファイトケミカルなど
あらゆる栄養素が加わる事で作り出されています。
しかし、良く食べられる方、過食症の方の食事をご覧ください。
炭水化物を中心に、栄養素は非常に偏っています。
また、痩せすぎの方、綺麗になろうと頑張る方も同じです。
単に痩せようと、カロリーばかり気にして、栄養を全く考えない。
「考えてるよ!!」お怒りの声も聞こえてきそうです。
っが、一言でバッサリと切るならば、「絶対栄養素の割合に全然達していない!!」
ぼくが、何故そこまで ストレス と 栄養 にこだわるのか?
施術してきた患者さん達が、これで改善されたからです。
患者さんの不調の原因がホルモンバランスにあり、
無月経や月経周期異常・月経痛と判断する場面も多く、
ダイエット目的で来られてカウンセリングすると、
半年以上 生理が無い。
排卵以上がある。
ピルを服用している。
聞けばさまざまですが、栄養の事を考えていない。
「考えて食べてる。」と言っても 元の体内栄養素の基準値が
低い状態ならばいくら栄養を考慮しても、身体を治す事が
出来ない値のまま。
冷えや疲労骨盤・全身バランス異常 その他
身体のあらゆる箇所の不具合によるストレス
このことに 気付いていない方。
原因は、人それぞれですが、その人の事をしっかりと把握し、
何通りもある改善方法の中からベストの選択をする事。
これが、一番重要です。
長文で偉そうに書きましたが、
子供を出産できるのは、女性しかできない 素晴らしい神秘的能力です。
育児を助けたりすることはできても、男性には決してまねできません。
その能力を大事に、元気に 健康に 美しく なりましょう。
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