ミタニ院長とゆかいなスタッフのつぶやきブログ
2014年6月5日 木曜日
胃の働き
胃の働き
胃は、健康のバロメーター
身体にある臓器は、無意識のうちにせっせと仕事をしてくれます。
しか~し、胃は例外!!
空腹のときは、「胃が空っぽ」 満腹の時は「胃がパンパン」と感じます。
身体が疲れたり、心配事があると胃が痛みます。
胃の調子が良いと、食事もおいしく食べられます。
これは、持論ですが、自律神経の調子が一番感じやすいのが 胃 です!!
身体の調子 = 胃の調子
胃の働きとは何ぞや?
胃は、口から入れた食べ物を受け取り、胃液によって溶かす、
食べ物の「貯蔵」「分解」を行っています。
胃の入口は、噴門と呼ばれ、食道とつながっております。
胃の出口は幽門と呼ばれ、小腸へとつながります。
噴門は、食べ物が入る時だけ入口が開きますが、それ以外は塞いでいます。
食事をして飲み込まれた食べ物は、まず胃に溜められます。
食べ物が溜まると胃は、まず胃液を分泌し、運動する事で食べ物をドロドロにします。
胃液とは:胃液の成分は、ペプシノーゲンというたんぱく分解酵素と水素イオン(胃酸)です。
強力な酸の力で、食べ物をドロドロに溶かします。
この胃酸から、胃を守るため、ムチンという成分の作用で胃粘膜を守っているのです。
消化を洗濯例えると、こんな感じです。
洗濯機に、洗濯物を入れます。
その時、からまないように一つ一つ分けますよね。 これが 口。
洗剤を入れて洗い。汚れ(栄養)を分解する。 これが 胃。
柔軟剤(酵素や乳酸菌)などを入れ、衣類を柔らかくし、
すすぎながら汚れ(栄養)を吸い出す。 これが、小腸。
脱水して汚れ(栄養)を絞り出すのが、大腸。
最後は、衣類をだす。(便です。)
お食事中の方、生理的に受付ない方、ごめんなさい。<m(__)m>
さてさて話は戻り、胃は食べ物を分解する為、運動を強める事で圧力が高まると、
出口となる幽門が開きます。
しか~し、幽門は小指程しか開きません。
ですから、大きな食べ物は、胃に留まりドロドロにならないと通過できません。
胃が、ドロドロに分解することで、小腸では、容易に栄養を吸収する事が出来るのです。
栄養の吸収は小腸に任せ、胃は吸収することなく 分解 に、徹しているのです。
ただし、アルコールだけは別!!
プロ野球のビールかけをすると、飲んでもいないのに、皆酔っぱらったようになっているでしょ。
アルコールは、皮膚からでも吸収されるので、胃粘膜から入り込むようです。
さあ、ここからが僕の独断の場!!
自律神経の調子が、なぜ感じやすいのか?
疲れる=自律神経の反応が悪い になります。
胃には、胃酸が分泌されます。
これは、食事の量や内容物によって判断され、適量で消化されます。
なぜか?
いくら胃粘膜を守るムチンと言えども、強酸性の胃酸から完全に守る事はできません。
それを調節するのが、 自律神経の力。
「胃が痛む」などは、胃酸のですぎによって、胃粘膜が荒れた性です。
これが胃炎。 ひどくなると胃酸によって胃粘膜が溶かされ穴が開きます。これが胃潰瘍。
また、食事の内容物が入る噴門!!
ここも、自律神経によって、無意識に働きます。
しかーし、疲れたりすると、自律神経が弱り、しっかりと閉じず、酸が逆流してくる。
これが、逆流性食道炎。
胃の出口、幽門から漏れ出し、十二指腸粘膜を痛めたもの、これが十二指腸潰瘍。
健康な胃 = 良い自律神経の働き なのです。
このように胃が弱っている時は、どのようにするのが良いか?
それは、胃酸の分泌を抑え、胃が頑張りすぎない。分解しやすいものが良い。
巷で言われるのが、消化しやすいもの!!
たとえば、飲料水やスープ、おかゆなど 流動性の高いもの。
体温に近い食べ物。
胃粘膜は、冷たいと委縮して胃酸が出にくく、熱いと火傷のようになります。
あとは、しっかりと噛む事。 かみ砕くことで、胃の負担を和らげます。
後は、しっかりと身体のコントロールタワー(自律神経)を調節する事。
当院では、身体の状態をしっかりと見極め、TSOによる施術を致しますね。(ちゃかり広告しますよ)
投稿者
月別アーカイブ
- 2024年11月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2023年11月 (2)
- 2023年10月 (2)
- 2023年9月 (4)
- 2023年8月 (4)
- 2023年7月 (3)
- 2023年4月 (1)
- 2022年1月 (1)
- 2021年10月 (1)
- 2021年4月 (1)
- 2020年3月 (1)
- 2020年1月 (1)
- 2019年12月 (1)
- 2019年11月 (1)
- 2019年10月 (3)
- 2019年9月 (2)
- 2019年8月 (4)
- 2019年7月 (1)
- 2019年6月 (2)
- 2019年5月 (1)
- 2019年2月 (2)
- 2019年1月 (1)
- 2018年12月 (2)
- 2018年9月 (2)
- 2018年8月 (5)
- 2018年7月 (1)
- 2018年6月 (5)
- 2018年5月 (5)
- 2018年4月 (10)
- 2018年3月 (1)
- 2018年2月 (4)
- 2018年1月 (5)
- 2017年12月 (2)
- 2017年9月 (1)
- 2017年8月 (2)
- 2017年7月 (1)
- 2017年5月 (1)
- 2017年1月 (1)
- 2016年12月 (1)
- 2016年11月 (2)
- 2016年10月 (1)
- 2016年8月 (1)
- 2016年7月 (3)
- 2016年6月 (3)
- 2016年5月 (5)
- 2016年4月 (1)
- 2016年3月 (4)
- 2016年2月 (4)
- 2016年1月 (3)
- 2015年12月 (7)
- 2015年11月 (2)
- 2015年10月 (2)
- 2015年9月 (1)
- 2015年8月 (4)
- 2015年7月 (5)
- 2015年6月 (4)
- 2015年5月 (7)
- 2015年4月 (5)
- 2015年3月 (6)
- 2015年2月 (3)
- 2015年1月 (5)
- 2014年12月 (6)
- 2014年11月 (2)
- 2014年10月 (7)
- 2014年9月 (6)
- 2014年8月 (2)
- 2014年7月 (3)
- 2014年6月 (11)
- 2014年5月 (7)
- 2014年4月 (10)
- 2014年3月 (7)
- 2014年2月 (8)
- 2014年1月 (8)
- 2013年12月 (10)
- 2013年11月 (7)
- 2013年10月 (10)
- 2013年9月 (6)
- 2013年8月 (4)
- 2013年7月 (4)
- 2013年6月 (6)
- 2013年5月 (3)
- 2013年4月 (4)
- 2013年3月 (8)
- 2013年2月 (10)
- 2013年1月 (5)
- 2012年12月 (10)
- 2012年11月 (8)
- 2012年10月 (5)
- 2012年9月 (10)
- 2012年8月 (10)
- 2012年7月 (17)
- 2012年6月 (5)
- 2012年5月 (2)
- 2012年3月 (5)
- 2012年2月 (6)
- 2012年1月 (1)
- 2011年12月 (1)